会社の近くに二ツ屋(フタツヤ)集落があり、そこには二千年蓮(ハス)が凛として咲いています。これは、古代織物を研究されていた大賀一郎博士(1946年没)が検見川遺跡の地層(二千年前)から発掘した種を育て、織物が盛んだった十日町との縁で蓮を分根していただきました。中越地震(2004年) で池が枯渇し、移設を余儀なくされ現在の場所となりましたが、地域の人たちが今もこの蓮を宝として守り続けています。写真は薄いピンクですが、濃いピンクも多くあります。二千年の時を経て今も咲き誇る古代蓮は一見の価値があると思います。管理されている二ツ屋集落のみなさんには感謝しかありません。ありがとうございます。